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サインプランの奥深さと面白味

ブログをご覧の皆様、こんにちは!
東京オフィスの八並です。

早いもので今年も残すところ後2カ月となりました。
僕は変わらず食欲の秋を継続してますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

最近はサインプランを作成する機会が多くなり、施工管理とは少々違った点で四苦八苦しております。
僕はフランチャイズのチェーン店の看板やメニューパネルを主に作成させていただいており、
基本の文字フォントや組立、ロゴが決まっているのでデザインというよりはコラージュの感覚が強いのかなと感じてます。
サインのプランニングを通して学ぶことや考えることは多岐にわたり、
遠視・中視・近視という「視認性」
路面店に看板等を設置する場合には道路占有許可基準・屋外広告条例等の「法律」など、
PC画面上でのバランスだけでなく、実際の店舗の立地や人の動線を考えた上での組み立てや、
地域によって制限されているサイズや色など、
大きな看板を設置する場合にはシートの継ぎ目に文字やロゴがかからないように心がける事などの
留意点があります。

つい最近の作業では英字を縦書きにする際に、
右に90°回転するのと左に90°回転させるのとどっちが正しいのか?という事がありました。
下の画像の右側と左側、どっち?ということなのですが。



調べてみると右側の右に90°回転が正しく、
理由は上から読むからとの事です。考えてみるとそりゃそうだよねという結果でした。

屋外広告条例にちょっと触れると、那須の方に旅行でいった時にコンビニの看板が茶色で、
オシャレなコンビニだなぁと思ってましたが、
調べてみると「那須塩原駅」から「塩原温泉」&「那須町方面」へ向かう道路区間では
・板面、支柱及び裏面はこげ茶色
・文字は白色又は黒色
とする色彩規制を盛り込んでいる条例によるものでした。



サインプランの作成も意外と手間のかかる作業ですが、
知識が増えると街中の景色も違った角度から観れて面白味があります。
まだまだ他にも気付きや学びはありますが、今日はこんなところで。