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こんにちは。設計の畠山です。
秋が一段と深まり、冬の訪れを感じる今日このごろ、熱燗がより美味しく感じる季節となりました。
私はこの時期の熱燗が一番好きなので、埼玉の神亀酒造【神亀-シンカメ】を最近購入しました。
新亀はふくよかな味わいですがコクがあり熱燗でいただくのが一番美味しいので、熱燗に興味のある方
は是非試してみてください。
さて今回は完工までの設計のお仕事の話をする前に、デザインをするにあたって私がどのようなソフト
ウェアを使用しているか説明させて頂きたいと思います。
●図面作成ソフトウェア【VectorWorks】
主に設計図面の作成で使用しておりますが、様々なツールや図面作成サポートが整っており自分の好み
にあった図面の提案ができ、絵を描くような操作性で使用しやすく、馴染みやすいソフトウェアになり
ます。図面の作成以外にも作成した図面をもとにCGパースを立ち上げることができたり、数値に関する
ことも表記されるので数量の拾い出しが簡単にできたり、多種多様な使用方法や工夫ができるので図面
を作成するのが楽しく感じられます。
●3D デザインソフトウェア【SketchUp 】
今までベクターワークスでCGパースを作成してきましたが、より自由度高く扱うことができ、仕上がり
も綺麗なため最近はCGパースを作る際はこちらのソフトを使用しています。
操作も簡単でパースの輪郭が柔らかく実際の施工後の出来上がりと大差なく仕上がるので、よりお客様
にリアルなイメージをつかんで頂きやすい3Dソフトウェアになります。
●ベクターイメージ編集ソフトウェア【Adobe Illustrator】
ロゴやパッケージ、名刺、広告、図面などをデザインするソフトですが、主に看板デザインや提案書作
成の際によく使用しています。デキストや画像、線、図形を組み合わせたりベクターワークス同様、絵
を描くような操作性なのでかなり自由度が高く様々なデザインの提案ができます。
豊富なツールやサポートが充実していて、『どのような感じに表現しよう』と思わせてくれる楽しさや
デザインを作成するワクワクを感じさせてくれます。
●ビットマップ画像編集アプリケーションソフトウェア【Adobe Photoshop】
画像加工やイラストレーションなど印刷業界を中心に使用されていますが、私は看板提案の際に画像加
工することでよりお客様にイメージしてもらうためや、作成したCGパースに影や人を落とし込んだり照
明を強調したりと、CGパースの完成度を上げるために使用しています。
またイラストレーターと使い方が似ていて、操作方法でCGっぽくみせたり、上記写真のように弊社ホー
ムページを実際にパソコンに映し出したようなモックアップという表現方法があったりクリエイティブ
に富んでいて様々な使用方法があります。
学生のころから愛用していて、私の就活の際には履歴書に使う写真を撮影スタジオだとお金がかかるた
め自分で撮影し顔を細くしたり、いらない部分を消したりと自画像写真を加工していました。
●ベクターベースのプロトタイピング作成ツール【Adobe XD】
パフォーマンスを最優先に考えて一から構築されたソフトでチーム作業やコンセプト資料等様々なデザ
インプロセスを通して活用できます。イラストレーターと同じ作りなので操作が簡単でデザイン作成か
らプロトタイプ作成、共有やコメントができるのでデザイナーからプロデューサー、プランナーまでが
使用できるソフトになります。特にプロトタイプ作成ではWEBデザインのアニメーション動作やページ
に移動したりと実際にネットで見るような完成度に近い試作品ができるので改善点が分かり簡単に修正
ができます。そういった自由性が高いソフトなので私は資料作成に使用するようになしましたが、まだ
勉強中で今後は紙面上だけでなく画面上でも提案できるようにの表現方法の幅を広げて、お客様により
興味を持ってもらうようにしたいと思っております。
現在上記のソフトウェアを主に使用していますが、まだ使いこなせていないツールがたくさんありま
す。より完成度の高い仕上がりを目指したり、ツールを使いこなすことで作業面の効率をあげたりと、
使いこなせばこなすほどデザインの質や提案できる資料の幅が格段と広がり、よりよい作品を提供す
ることができると思っているので試行錯誤している段階です。
まだまだ未熟者ですが入社してから年々スキルアップしている実感がある上、ソフトウェアもサブス
クリプションに変わり年々新しい要素やツールが追加されていっているので、これからもより精進し
ていきたいと思っています。